カテゴリ: 歴史群像シリーズ


 




1996年8月

パチンコ関連4団体は
(たぶん日工組、日電協、全日遊連、日遊協)


高額な遊技料金を必要とする









として設置、稼働している98機種、71万台を撤去する案を発表した。


業界大激震である。















1995年、遊技参加人口、売り上げともに最盛期を迎えていたパチンコ業界。




しかしながら、




90年にパチンコ店で発生した幼女連続誘拐殺人事件、

通称足利事件(後に誤認逮捕で冤罪被害の代表格となってるネ)や、


駐車場での車内放置で子供が死亡する事件が多発。


レタスは、親がパチンコやらないため、パチンコ屋の駐車場に縁のない生活だったが、会社の同僚には駐車場チルドレンだったという人もいる。



親のパチンコが終わるまでは他の駐車場チルドレンと遊ぶか、パチンコ屋の中で親のパチンコするのを見てるしかやることがないそうで、当時親が打っていたパチンコ台のサウンドなどはなかなか頭から離れないそうである。





パチンコのダークな面にスポットを当てられた社会問題へと発展し、慌てた業界は





クリーンで自浄できるんですよ我々は!




という外面的なアピールとバッシングへの対応策として大規模な撤去に乗り出す。





撤去対象機種は基本的にいかがわしい連チャンをする現金機が多数を占めたものの、

中には羽根モノも入っており、全くどういう基準で選んでんだよオイ。




当時圧倒的人気を誇った爆裂違法機

CR花満開

も撤去対象となった。(当たり前)






しかし、


他の2回ループの爆裂機は撤去対象にならなかった。

だって警察がCR機推奨してたんだからいきなり外せとは言えんよね。




 





       
    CR大工の源さん
1/369.5〜1/438.5
確変突入率5/15(33.3%)
出玉2400個


【2回ループ最強スペック】
社会的不適合機問題から遡ること半年前、三洋物産はCR大工の源さんをリリースした。



パッと見、黄門ちゃまと大して変わらねーじゃんという感じだが、設定1は黄門ちゃまの大当たり確率より甘く、出玉性能は同じ。

さらに確変終了後に100回時短が付くというモンスタースペックである。


そこでさらに引き戻せば…ということもありオール2400個で平均5.25連チャンという爆裂機。


これは空前の大ヒットとなり、2回ループといえば花満or源さんという人がほとんどである。






前回の記事にてギンパラが中古200万円で取引というのを書いたが、要はこの社会的不適合機による大量撤去が要因の一つとして挙げられる。




刻一刻と迫る暗黒時代。





1997年1月31日、栄華を誇った満開は完全撤去。


大工の源さんはホールの王として君臨するのであった。






余談ではあるが、この初代大工の源さんの空前大ヒットは同時に源さん後継機の苦難の道となった。


2000年頃
       
「寿司屋になるんでぇぃ!」

→無事死亡











2002年頃
     
「江戸っ子アピールでぇぃ!」

→無事死亡


       







2004年
       
        
「やっぱり大工やるんでぇぃ!」

→無事死亡









2005年

      
「やっぱり大工やるんでぇぃ!(dejavu)」

→無事死亡










2007年
       
もうマヂ無理。。そば屋しよ。。」 

→無事死亡









2008年
        
「寿司屋になるんでぇぃ!(dejavu)」

→無事死亡





あと3つくらいあるけどもうゴールしていいよね…





最近はようやく本職の






花火職人

に戻られたようでロッピー嬉しいです。 

(了)

      魔界村へ     

                     にほんブログ村 パチンコブログへ
                   にほんブログ村






1993年からCR機の皮をかぶった爆裂違法機CR花満開が市場を席巻し、


1994年は2回ループのCR黄門ちゃま2が歴史的大ヒット。




パチンコ業界は


未曾有の最盛期へと向かう。


時は1995年

爆裂機の中にさりげなく、

ひときわ異彩を放つ

あの名機が登場した。































1995年5月、三洋物産は



液晶ちっちゃ!

CRギンギラパラダイス

をリリース。(現金機もあるよ)





 花満開、黄門ちゃまとは違い、ジャンルとしては権利モノになる。






権利モノとは何か?

ざっくり言うと


今のパチンコは図柄揃いで大当たり、アタッカー開放となるが、



権利モノはヘソとは別にアタッカーを開放させる始動口があるのが特徴だ。



そのアタッカー開放始動口は普段は入賞しても無効だがヘソで始動口が有効になる抽選をしており、液晶に図柄揃いやセグでの演出で告知する。
(大昔だとクルーンとかね)




流れとしては


液晶に図柄揃い→ 


始動口機能が有効になる→


始動口に入賞→
(Vゾーンみたいなタイプが多い)

権利獲得
(アタッカー開放)



となる。ギンギラパラダイスもこれを踏襲しているし、詳しく知りたい人は調べてね。












さて、お気づきの方も多いかと思うが、このギンギラパラダイス











2016年現在においても最大のシェアを誇る海物語シリーズの礎となった機械である。





我らがマリンちゃんはこれがデビュー作。


最近はこんなにかわいい。



ちなみにマリンちゃんは海が大好きな18歳(95年当時)。


現在は39歳だね。


身長は164センチ
体重はヒミツ
スリーサイズは
B88W54H90

海なのでCカップらしい。


Cカップ…?













脱線してしまったが、このギンギラパラダイスの大きな特徴は大当たり確率の甘さにある。

黄門ちゃまが1/394に対して

1/223〜1/257

と、かなり甘い大当たり確率となっている。

出玉は払い出しで2400個
確変50%

奇数が次回まで確変。
(図柄もカサゴがいるくらいで今と全部一緒)

電チューサポートは一切ない。
(確変中は1/22〜1/26なので、ま、多少はね…)




甘めの大当たり確率に50%確変。

2回ループに負けない爆発力を秘めており、大ヒットとなる。











ギンギラパラダイスはレアケースではあるが玉詰まりやハンドルの故障、タイミングが合わず規定時間内にミニアタッカーに玉を滞留できないと権利を獲得できないパンクが発生する。



その場合、大当たりは消滅。
(消滅した当たりが確変当たりだった場合、確変状態は消えない)




さらにパンク特典(?)で














 マ   リ   ン   溺   死


海の中を自由自在に泳いたじゃねぇか!

なぁ、これぇ!見ろよぉこれぇ!なぁこの無惨な姿をよォ!なぁ!オイ!






ともあれ、超ヒットモンスターマシン海物語シリーズに連なる全ての原点であり歴史的な一台である。

次回の以降の話となるが、とある事情によりギンギラパラダイスは中古価格

200万円

で取引される超絶プレミアムマシンとなる。

現在でも100万円を超える中古価格になることはあるが、定価は現在の定価半値以下であることを考えると異常な価格である。


現代においてもリリースされるギンギラパラダイスブランド。








佐野ひなこに頼らず、海シリーズの本道を進んでほしい。


(了)





次回

1996年

2回ループ

最後の怪物

登場ッ!!!

















お楽しみに!(目が死んでるマリンちゃん)






      魔界村へ








1949年創業の老舗。

1991年には東京証券取引所にパチンコメーカーとして初の上場。

機器のエレクトロニクス化など技術開発を早くからすすめ、パチンコ業界を20兆円規模の巨大産業に成長させると同時に、長年業界トップシェアを誇っていた


        

一貫してCRシステム導入に反対の姿勢であったが、


1993年ダービー物語事件 の屈辱の翌年、老舗メーカーはついにCR機へと参入する。



















 













1994年


花  満  開  最  強

そのヒットによりCRシステムへの移行を一気推し進めつつあった名機初代花満開は恐ろしい爆裂性能を持つ圧倒的違法機だった。



この花満開一強に待ったをかけるべく、各メーカーはCR機の開発へと注力し始める。





平和は「CR名画」


にてCR機に本格参戦。





そして花満開のヒットを踏まえ


「ならばこの平和も動かねばなるまい!」


と本腰を入れたのが













      黄門ちゃま2(平和)


1/394.8  確変1/3  2回ループ
出玉2400個




花満開で蒔いた種は、
黄門ちゃま2で花を咲かす。



黄門ちゃま2は大当たり確率に設定はなし。1/3の確変2回ループタイプである。
(2回のうちに1/3の確変を当てればもう2回)



この花満開に匹敵する爆発力に加え、



どこかで見たことのある親しみのある愛らしいキャラクター

(水戸黄門のパクリだろ) 版権許可なし

これが当時の販売記録を塗り替える大ヒット!!


しかし、まだCR機への切り替えができておらず



彡(^)(^)「大人気の黄門ちゃまゲットしたやで」


 
 

彡(^)(^)「これで大繁盛や!」














彡()()「CRユニットが生産間に合わず設置できないンゴ…」




といった事態が各所で起きた。



この大ヒットは2016年の現在においても「黄門ちゃま」ブランドがパチンコ、スロットともにコンスタントにリリースされる大きな要因だろう。





これにより時代は完全にCR機へと移行した。




そして西陣、平和がCRの覇権争いを二分するかと思われたが…




(続)



      魔界村へ   












1993年、花満開の大ヒットとダービー物語事件により爆発的に普及したCR機。





現金機を上回る爆裂性能に人々は花満開に熱中し、






時代は遊技人口、売上ともに最盛期へ向かう。
 



そして今もパチンコ界に君臨する怪物が誕生した。






















1993年 
都内某所




 









「オ、オスイチだ〜〜」








齢40歳を迎えた売れない劇画漫画家はCR花満開で数回転で確変を引き当てたという(真偽不明)。




花満開の魅力に取り憑かれたこの漫画家は、




その後、自宅に花満開の実機を購入し、研究。




独自のリーチ目理論を発表した。







3宝3」「7宝7」


この出目が出現後は数十回転で当たる!






















と罵るのはいささか早計。


前々回の記事を参照していただきたいのだが、この頃のユーザーは少し前まで


メーカーが意図的に組んだプログラムで変な当たり、連チャンする現金機


を打ってたのである。



さらに今と違い、スマホで「牙狼   ボーダー」とGoogleで調べれば1000円16回転とかすぐわかる時代ではなく、少ない情報で右往左往していたわけである。



もちろんボーダー理論で立ち回るプロも多々いたわけであるが…



なんとなく言われてみればこのトンデモ理論も

  
世論に
受け入れられる。




この漫画家は講談社の超一流週刊誌
「モーニング」でパチンコ漫画を連載するに至る。


そして、パチンコメディアにおいて のこの漫画家は

不可侵の
絶対唯一神

となる。





モーニングでの連載は7巻で終わるものの、パチンコ漫画誌の表紙は全てその男が飾る。



  
そんな時代が冗談抜きで20年続いた…


その男の名は























 
      谷村ひとし
             (通称詐欺師、ドンキホーテ)


当たり前ではあるが、ようやく最近バッシングが目立ってきた。

自分の範疇でオカルトを実践するのならまだしも有料サイトで流布してればそれは叩かれる。


表紙を飾る漫画誌も廃刊、休刊とオカルト布教も厳しくなってきたようだが、
ここで






「オカルト信じてる奴は総じてクソ」

「回る台こそ正義」


と、ボーダー派に鞍替えする


谷村先生が1番面白いと思う。人気出るゾ〜。
(了)

    魔界村へ   








歴史群像シリーズ 第15弾



1992年8月

時系列は前後するがダービー物語事件の1年前、6メーカー同時に史上初のCR機をリリースした。




【92年CR機第1弾をリリースした6メーカー近影】
 
よし、6メーカーいるな。


しかし、ホールでは現金機の連チャン機が健在で大人気であり、
CR機の売上は芳しくなかったのは前回、前々回の記事の通りである。 



ダービー物語事件がCR機の爆発的な普及の契機ではあるが、それは車で言えば片方だけ車輪である。




もう片方を担ったのは

遊びにマジメ…なわけねーだろ。







       




人生の1割くらいは、遊んでいい

西陣の名機だった。



 
                
       
     CR花満開(1993年) 


伝説が幕を開ける。












第1弾CR機のスペックは、そもそもメーカーにやる気ZERO。


「あ〜作りたくねぇ…そもそもCRユニットが普及してねぇから売れねえしなぁ…なぁ?」

CR花満開で西陣としてはCR機は3機種目であったが、それ以前のスペックを見てみよう。







CRうちどめくん

彡(゚)(゚) 「おっ西陣のCR機第1弾CRうちどめくんやんけ…」






彡(゚)(゚) 「確率は1/262〜1/306か…」
※当時のCR機は設定機能があり、確率を変えられた。ちなみにスロとは逆で設定1が1番甘い設定。





彡(=)(=)「?!」 






彡(=)(=)「4/15しか確率変動ってのに入らないンゴねぇ…結構厳しいんやなぁ…」

※15個の図柄のうち、3.5.7.当で確率変動。

 




  
数時間後…







彡(^)(^)「7図柄で当たったで!確率変動入ったやで!」  






彡(=)(=)「?!」 







彡(=)(=)「大当たり確率アップって言っても1/262が1/90になっだけ!?」






彡(=)(=)「しかも電サポなし!?つーか電チューないやん!






彡(=)(=)「…」
 




 
彡()()「現金機打と…」












CR花満開スペック
大当たり確率   1/269〜1/308

出玉2400個

確率変動突入率   2/15
(3.7図柄のみ確変)


確率変動に入れば2回大当たりするまで継続。

確変中に3.7図柄で当たるとその時点からさらに2回大当たりするまで継続。

3.7図柄の出現率が6/15にアップ。







保通協どうしたん…?(呆れ)


これにさらに保留連チャン機能も搭載されている。




大当たり終了後の1個目の保留は


     1/8で大当たり

普通に13/15の通常引いても12.5%で2400個が1G連アホか。


これは…

保通協「頼むよ!どんなスペックでも通すからさ!CR機どんどん持ち込んでよ!ね!」


マジでこういうことをしたんじゃないんですかねぇ… (妄想)













基本的に現金機の焼き直しでスペック劣化のCR機だったが花満開の登場で一変。


確変突入率こそ低いものの、一旦入れば平均5〜6連。


数万発が現実的に射程圏入る爆裂機だということがわかるとホールは

強烈な






花満開だけ
大ヒット。




そして、

CRユニット生産が
間に合わない!


そんな事態になる…やはりお役所仕事よのぉ…





各メーカーは



     嘘つけ!!!

と同じようなスペックでCR機開発に本気で乗り出す。




かくして、時代は2回ループ大爆裂機時代突入。

時代はあの怪物を生んでしまう…


(続)


    魔界村へ  

↑このページのトップヘ