カテゴリ: 歴史群像シリーズ



   2回ループタイプが規制され、5回リミッターという劣化スペックしかなくなった1997年以降は


勝手にライバルたちが撤去され、

新しいライバルが出現しない


まさにギンパラ時代とも言える状態になった。



凄まじい需要に対して、規制のため追加で生産できないギンパラは供給量が圧倒的に足らず100万超の超高値で中古取引されていた。


うぅ…200万とか無理。。

いやもう…早く出してよ…


権利モノじゃないデジパチのギンパラを!















1999年1月、突如

5回リミッター撤廃

の新内規が発表される。


憶測の域は出ないが
「これだけ5回リミッターで反省してますパフォーマンスしたし、もうゴールしていいよね…?」



という業界特有の喉元過ぎればなんとやら理論だろコレ。



さらにパチンコ市場の冷え込みは顕著なものなっていたが、

かわりに技術介入機でアプローチし始めたパチスロ市場が一気に加熱。


1999年はアステカ、サンダーV、ハナビ、B-MAXとユニバーサル黄金時代かよ(今も)


しばらく続くであろう4号機バブル黎明期にあたるのか、パチンコガラガラパチスロフル稼働というのが当時のホールの光景だったように危機感を感じたのは間違いないだろう。




1999年の新内規は
確率1/320を下限とし、確変は1/2、リミッター100回(実質無制限)に変更された









1999年2月
この5回リミッター最後の最後で三洋物産は待望のギンパラのデジパチ版





     CR海物語S5
をリリースする。

    

1/321.5

確変1/2

最大継続5回まで


みんなが待ちわびたギンパラ後継機がッ!
美麗液晶と新キャラクターを従えて登場だ!

ということで大きな特徴は液晶領域の拡大と再抽選の採用

そして

     
    サム初登場!

最近は実写でも出るゾ…





アニメはムラがありますネ…






さて、待望のギンパラの後継機ということで5回リミッターにもかかわらず、お客さんは一気に海物語に流れた。

リミッター解除機が出た後も互角以上の稼働を誇ったというのだから恐ろしいものである。



これにて暗黒の5回リミッターはこれにて終焉を迎えた。



当時も打ってたジャンキーどもに

「5回リミッター全盛期ってやっぱ打たなかったんすか?」


聞いてみると

「いや打ってた。そもそも1/2が普通5連なんてしねーから、あまり大差なかったわ」

と。

リミッター到達も2〜3回かなぁ…とのことだった。



時代は2000年代に向かう。


パチスロがその高射幸性に狂い咲き、
パチンコは海一強がその色を濃くする。

(了)








パチンコ誕生、正村竹一から長らくやらせていただきました歴史群像シリーズ。

なかなか中身あるものを書けず、続けて良いのかよくわからないときも多々ありました。



数字等見ますとなかなか需要のあるものとは言えませんのでここでひと段落とさせていただきます。

ご愛読ありがとうございましたm(__)m



        魔界村へ  

                     にほんブログ村 パチンコブログへ
                   にほんブログ村 


【前回までのあらすじ】
暗黒の5回リミッター時代に突入したパチンコは、出玉面での大きな制約を余儀なくされる。
ユーザーの減少に歯止めをかけるため、メーカーは四苦八苦。
結果的パチンコのゲーム性、演出において大いなる進歩を見せ、超人気アニメとのタイアップCRルパン三世は20万台を販売する大ヒットととなる。


















中堅…いやそれ以下だと思うが普通にリリースを続けていた豊丸産業が一躍知名度を上げたのは1996年。







     
        ナナシー
現金機一般電役。1/158で大当たりを引くと2400個の出玉を獲得できる。ラウンド消化中にも大当たり抽選をしており連チャンに期待できる。







    CR竜王伝説Z
花満開、源さんには出玉性能は劣るものの2回ループの名機。演出面の評価が高い。




96年リリースのこの2機種のスマッシュヒットで一躍知名度を上げた豊丸産業は5回リミッター時代にさらに輝く。

この当時、豊丸は「美麗液晶路線」という今では信じられない方針で機械を開発していた。




    


まずはカンカン天国。
業界初!
(僕らはこのメーカーから何度この言葉を聞くのだろう…)

3D液晶搭載!
ファァァァァwww
これはサンセイもビックリやで!





※レタスイメージ






















現実

3D…??
客は無事即ブッ飛んだようです。
ありがとうございました。

    








      
CRモーレツ原始人

カンカン天国はさておき、「美麗液晶の豊丸の大本命」モーレツ原始人5回リミッター時代でも8万台超の大ヒットと なった1台。

液晶下にミニマンモスが横切るとスーパーリーチ。シンプルながらどのリーチでも大当たりに期待が持てるというバランスで現在においても復活を望む声も多い。




その後の機種も10万台超のヒットを連発した豊丸は業界4位とトップメーカーに肉薄。  



しかし、版権ビジネスには消極的だったことが災いし、2000年代は凋落の一途を辿ることとなる。



ちなみにエヴァンゲリオンは最初、豊丸に持ち込まれたなんて噂もある。


これが真実で豊丸でエヴァがリリースされてたら…


劇場版なんて作られなかっただろうなぁ…




(了)





ボトムズはお休みします。
次回は海です。はい。

      魔界村へ 

                     にほんブログ村 パチンコブログへ
                   にほんブログ村 


1997年、最盛期だったパチンコを一気に暗黒時代に堕とす悪政

「5回リミッター規制」

が始まる。


爆裂機で左団扇の時代は終わり、メーカーは渋々5回リミッターでの開発競争へと移行した。


この時代を切り裂いたのは、またしてもあの老舗メーカーであった。















歴史群像シリーズ第22弾













今までの爆裂スペックに魅力されたユーザーたちのパチンコ離れは早かった。



本格普及した1998年はまさに冬の時代。



連チャン回数を制限された50%ループの機械など2回ループに比べたらゴミカス以下の価値しかないのである。




金の臭いがする





これが一番の集客ツールだったわけで、このハシゴを外されたことにより、この時期は各メーカー販売台数及び、新機種リリースは極端に落ち込む。



過激なスペックに胡座をかいていたメーカーたちは今一度パチンコの本質を考え、新たなるゲーム性、演出の創出に四苦八苦するのであった。





しかし、結果的に約20年経った現在のパチンコにまで継承される演出が数多くこの時期に生まれることとなる。



そして、現在のパチンコの姿をほぼ作る大ヒットを生み出したのはまたしても

平和だった。













1998年
       
   CRルパン三世K


1/330.5
6&10&14
確変1/2
出玉2240個





【超絶人気アニメタイアップ】

 パチンコのタイアップの歴史は1992年に三共から始まる。

パチンコ史上初のタイアップ機はオロチョンパ
          

 
みんな大好き河内家菊水丸師匠


である。





1995年には当時すでに大物であった





CRF.ダウンタウン劇場(三共)

がリリースされた。作り込みはお察しである。



さらには間寛平、アジャコングなどという超大物のパチンコもあったようだが、タイアップ機というのはパチンコに合わない、 なんかダメイメージがあった。







そんなところに誰もが知る超大人気アニメ

ルパン三世を平和はパチンコにした。



次元はマグナム、五右衛門斬鉄剣、とっつぁんは手錠…とリーチもキャラクターの特徴を活かしつつ、
ルパンは掃除機ネ



  
おなじみフィアットや



   
不二子のパンツ…パンツ…ハァハァ…(黒だとゲロ熱)





今までの芸能人タイアップとは違い、当時としては作り込まれ、バランスの良い演出。


ルパンがパチンコに?!



とパチンコをやらない層の新規開拓にひと役買うほどの名機と相成りました。


結果的に

20万台の大ヒット!

      

現在でもパチンコ、パチスロともに平和の看板ルパン三世シリーズはこうして暗黒時代を切り裂き華やかにデビューを飾るのであった。


これ以後、パチンコ業界は著名人、漫画アニメ、ドラマ、特撮と節操なしに版権を買い漁る「大版権時代」に突入する。



こういった版権ビジネスにいち早く目をつけたのが、名古屋の一介のパチンコ販売業者、東洋商事であった。




先見の明とは正にこのことで、巨万の富を築くことになる。





この会社は現在のフィールズであるがそれはまた別の話…



(了)
















俺たちは5回リミッターでも戦える!









CRルパン三世のエポックメイキングの影で







あのメーカーの躍進が始まる。








次回「美麗の豊丸」


キリコは追い、そして追われる。


なんだそれ…



      魔界村へ 

                     にほんブログ村 パチンコブログへ
                   にほんブログ村 



1996年は、




CR大工の源さん



CRモンスターハウス



という名機が生まれる一方、


社会的不適合機撤去という大きな転換期を迎えることとなる。






さらにCR機の新たな内規が決まった。








歴史群像シリーズ第21弾
 


日工組は1996年10月1日から保通協に持ち込まれるCR機に対し「5回リミッター」を義務付けることを決めた。




「大当たり確率の下限1/360」


「確変突入率、継続率2分の1、次回まで最高確変継続(リミッター)5回」






【5回リミッター】
つまり5連チャン目は必ず通常図柄ということになる。(時短なし)



そもそも5連まで辿り着かないこともままあるが、




いつの世もパチンカーは悪い意味で前向き。



「俺たちの6連チャン目以降はどこに行ったんだ!!」





と怒るわけである。





射倖心を煽らないというよりは、いつまで続くかわからない期待感を失うことにもなる。



言われえぬ喪失感をパチンカーに与え、5回リミッターがもたらしたのは遊技参加人口の大いなる縮小になのであった。






翌1997年より、5回リミッター機は市場に投入されたが、5連チャンしたら即ヤメ。しなくても夢も見れないスペックに稼働は悪化。




一方、生産が終了していた旧要件権利モノのギンギラパラダイスが中古価格100万超のプレミア価格で取引されるなど、パチンカーとホール、メーカー、行政の思惑は剥離の一途を辿るのであった。





しかし、5回リミッター機本格導入の97、98年の平均稼働を見てみると
※1日で遊技者が打った玉の個数。アウトともいう。















「え…」

「稼働30000個を余裕で超えてる…」















ちなみに2013年のパチンコ平均稼働は
        20750個
※2015年は上がってる可能性はあるが、低貸レートが良いのが大きく4円は過去最低と思われる。










さやま「~~~~~~~~~~ッッ」


(了)





こんな時代だからこそ、メーカーは凌ぎを削る






新たなる遊技性を創造する。




メーカーは頼った。大泥棒の末裔に






ウドは百年戦争が作ったパンドラの箱。質を問わなきゃ何でもある。 








次回「モンキーパンチより愛を込めて」


更新は明後日?そんな先の事はわからない。




※さやまくんのかわりにRUDUに殴られたい方大募集。エントリーはコメント欄にお願いします。
厳正なる抽選の上、当選は記事の掲載をもってかえさていただきます。




      魔界村へ 

                     にほんブログ村 パチンコブログへ
                   にほんブログ村 




1996年

CR大工の源さんの登場で2回ループスペックの末期を迎える。





今さらながら、

射倖性強くない?

と、なんか不穏な空気になり、前に検定通したお蔵入りマシンで各メーカーお茶を濁すこととなる。(4号機末期のようだ…)






そもそも当時、CR機はかくあるべしというスペックが決まっておらず、とりあえず花満開とかいう爆裂違法機のおかげで普及に関しては上手くいったものの娯楽というには逸脱した投資を強いられるケースもままあったわけで。


さらにはガバガバなセキュリティ問題である。



現在の機械は基板に強力な「かしめ」が施されているが、当時はそんなことはなく不正基板に変えられることもあった。


メーカーには現金機時代に互換部品による違法な連チャン性能をもたせた前科があり、

保通協はメーカーに諸元表の提出を義務付けた。
部品の釘、ネジまでもひとつひとつに詳細な解説を要求されることになる。


これにはメーカー大苦戦。


通らないから新台出せないよぉ…


どこがこんな厳しい審査通るんだよ…



と思ったらあの老舗メーカーが…









歴史群像シリーズ第20弾



















CRモンスターハウス
1/367

確変1/2

出玉2100個

確変終了後時短100回


厳しい検定を通った初のマシンにて老舗メーカー竹屋の最初で最後(?)の超大ヒットマシン。




スペックはオーソドックスなまさしくCRの王道ミドルハーフスペックというところか。
(ハーフスペックがわからない人はTwitterでハチミツさんやリンゴォさんに聞こう!)



レタス的には当時、生ダラというとんねるずの番組があり、その中でパチンコ梁山泊にモンスターハウスの当て方を教わるというコーナーがあったなぁ…

 で、まぁ調べてみると体感機で攻略が容易な機械だったようだ。





演出面もシンプルながら秀逸で、多くのパチンコファンを虜に。


ミニミニモンスターでもお馴染みピュイピュイ鳴るつるつるスベリ。
(当たれば確変)





ゾンビの手(プレミアム)






裏返ってんじゃねーのかという連チャンもあったと聞く。

21連以上から大爆発中の表示に。
※確変50%ループです。



ちなみに出荷台数は


29万台超!!

竹屋がナンバーワン!
竹屋がナンバーワン!






さやま「じゃ…初代源さんは…どのくらいの台数なんすか?」



     

RUDU「源キチは怖いネ…天下の竹屋様に源さんが勝てるわけがあるかよ。一応調べるかの…」








RUDU「…………(調査中)」













RUDU「さやまくん……」











さやま「???」





















       






さやま「~~~~~~~~~~ッッ」
 
















CR大工の源さん
33.8万台
     


(了)



 ひとつの時代を作った2回ループが







                                
     CRの闇を星になって流れる









                3年に渡る栄華に









             人々が見たものは








         花満開    黄門ちゃま    大工の源さん







        いま     黄金時代が終わり  








 
    未曾有の暗黒時代が幕を開ける






                爆裂機は消え、

 




         残されたCRが辿る道は








        連チャン回数の制限だった





           次回「5回リミッター」
        悪夢の底に希望はなかった

      魔界村へ 

                     にほんブログ村 パチンコブログへ
                   にほんブログ村

↑このページのトップヘ