2016年07月

ー1980年代初頭ー
ユニバーサルグループ本社





彡(゚)(゚)「ということでフィーバー機に未来を感じたワイ、満を持してパチンコ事業に参入するで!」





(´・ω・`)「………」






彡(゚)(゚)「なんや?なんか問題でもあるんか?」





・ω・`)「………ウチの会社は日工組(日本遊技機工業組合)加盟してましたっけ?

※パチンコメーカー組合だよ☆





彡(゚)(゚)「加盟しとらんで。」






・ω・`)「実は…日工組加盟メーカーしかパチンコに関する特許は一切使用できないんです…





彡(゚)(゚)「じゃ加盟します







・ω・`)「新規参入は絶望的らしいです…」







彡(>)(<)「は?なんでや!?おかしいやろ!」






彡(゚)(゚)「あ、そうだ。」




彡(゚)(゚)「すでに加盟してるメーカー買収すればええやん。」





彡(^)(^)「この瑞穂製作所(現ミズホ)ってとこ買うで〜〜」








彡(^)(^)「オラァッ!老害パチンコメーカーは道を開けろ!パチスロ最大手ユニバーサル様がパチンコに参入や!」







('ω`)「日工組です…瑞穂製作所及びユニバーサルのパチンコ参入拒否するとです…日工組です…」




('ω`)「あと、パチンコに関する特許の使用も一切認めないとです…日工組です…」







彡()()「ほげえええええええ」























「皆さんこんにちは。日雇いレタスです。」







「今回の奇○体験!ア○ビリバボーは1990年代に表面化した遊技機特許の私的独占問題とユニバーサルのパチンコ機についての戦いです。」








「この問題が現在のパチンコの在り方に1つの選択肢を与えたユニバーサルのパチンコとは…?続きをご覧ください。」














1990年代のパチンコ機の製造特許に関しては以下10社の独占的な状態にあった。

三共
ソフィア(西陣)
平和
大一商会
太陽電子(故タイヨーエレック)
三洋物産
ニューギン
京楽産業
マルホン工業
奥村遊機
豊丸産業





特に群馬御三家+名古屋3社で70%強の特許の権利者であった。



31%  三共  

20%  ソフィア(西陣)   

14%  大一商会   

6%    平和

2%  三洋物


5%程度  太陽電子(故タイヨーエレック)

※太陽電子はパチンコというよりアレパチのほう特許だったようだ。










パチンコの父と呼ばれるのは正村竹一であるが、

(1906年〜1975年)

どちらかと言えばゲージの方に関してであり、いわゆる現代のパチンコの機械的原型は1950年代に豊国遊機の「連発式」と「循環式」にある。


これに関する豊国遊機の基本特許は循環というシステム上広範囲わたるため、パチンコを作る以上、迂回できないものだった。



許諾なしで技術利用したり、類似特許をゲットゲット〜〜したり、1950年代は多くのメーカーが豊国遊機との法廷闘争に明け暮れた時代となった。


これに懲りたメーカーどもは

「はぁ…知的財産の管理ってマジで大切…」

と反省するのであった。









1959年
日本遊技機特許運営連盟設立(日特連)


これにより、パチンコにおける知的財産権の管理、調整は全て日特連を通すことになる。



Aメーカー

↓ 特許の委託or売却   

日特連





日特連

↓メーカーに特許の許諾

他メーカー





この流れでかつて紛争に明け暮れた黒歴史を糧にスムーズなパチンコ製造のプロセスを構築したのである。











ユニバーサルグループ本社



彡()()「瑞穂製作所は営業権状態の変更に関する条項に抵触するので特許使用は認められんそうや…」






彡(>)(<)「何が審査委員会や!口裏合わせて既得権益守ることしか考えてないだけやないか!」





彡(゚)(゚)「作ったる…既存の特許使わずにパチンコ作ったる…」




そんなユニバーサルが開発したのが、















パチコン
GIGA
    2016年ユニバカにて撮影


パチンコの基本特許を使えないユニバーサルが独自に開発。 




その構造は見た目はパチンコ、中身はパチスロと言える。





パチンコとの大きな違いは設定の存在である。

画像のGIGAは大当たり確率に設定を設けており、

設定1 1/390 〜  設定6 1/220

となっている。









CRハンターチャンス
    2016年ユニバカにて撮影

パチコン後期は大当たり確率ではなく、電チューの開放に設定を設けていた。


「コンピューターでベース管理!釘調整必要なし!」

という謳い文句だったが、


 



普及はしなかった。











ユニバーサルのパチンコ参入拒否は法廷に持ち込まれ、パチンコ機製造特許プール事件と呼ばれる。




公取委 平成9年8月6日審決
特許プールによる新規参入の排除。
独占禁止法第二条第五項に規定する私的独占に該当し、独占禁止法第三条の規定に違反するものである。




 
ザックリ言うと

テメーら10社&日特連は我が国のパチンコ機製造における競争を実質的に制限してんだよ!

と排除勧告を受けた。
※もうしないようにしろよ!ってこと。




その後2001年になりミズホは日工組に加盟。


これに伴いパチコンの製造は終了。


10年以上の月日をかけて、ユニバーサルはようやくパチンコが作れるようになったのであった…
(良台を作ることが出来たかは別問題。)



(了)







「ユニバーサルも一筋縄ではいかない大変な苦労をしてパチンコを作っているのですね…」





「しかし、このパチコン…
くぎ問題がうるさい現代になかなか
フィットしたシステムに思えますね…」






「ユニバーサルさん、パチコンを実験的に復活させてみてはいかがでしょうか。多分普及はしないでしょうが他メーカーにも揉まれに揉まれると新しいパチンコの形が見えてくるかもしれません。」








「それではまた会う日まで…
ごきげん…
ひでぶっ










     魔界村へ  



エヴァンゲリ論第6回はヱヴァンゲリヲン始まりの福音です。


個人的には大好きなのですが、前作の最後のシ者同様に適正台数を大きく超えた過剰供給から厳しい評価を突き付けられ、パチンコエヴァ失墜の戦犯として扱われることが多いです。












CRヱヴァンゲリヲン
〜始まりの福音〜

1/358.1(高確1/38.8)

3&3&15

確変70%

時短70回

導入日2010年5月

販売台数21万5千台

レタス評価:スルメ



クソアタッカーは店に殺された




ザックリ概要
前作、最後のシ者から1年弱で登場した後継機。

本作より新劇場版に完全に移行し、パチンコシリーズでは初めて新劇場版破の素材を使用している。

スペック面では大きな変化が見られ、

確変70%
8or15ラウンド
時短70回

と、確変65〜67%でラウンド固定、時短100回だった今までのシリーズと大きく異なる。


筐体はSANKYOのVコン枠をベースとしたエヴァ専用筐体。V-コントローラーで新たなゲーム性を創造していなくもないが必要不可欠でもない。というかいらない。









評価点



真希波・マリ・イラストリアス初参戦
破の素材が使えるということで新キャラのマリ登場。演出には随所にチャンスアップまたはアスカと同列の扱いで出現する。 7以降のクソコネメガネとは別人。







多彩な演出の追加

保留変化初搭載に加え、ドックン先読み、カウントダウン、コアフラなどの保留先読み、各パイロットの擬似連にストーリー擬似連と、多彩な予告が追加された。







問題点

店の扱いが酷い

過剰供給による悪循環が生んだ悲劇。即回収に走ったホールのクソ調整により稼働の悪化スピードは類を見ないものであった。結果的に福音のポテンシャルをユーザーは知ることはなかった。特にアタッカーは酷いものでオーバー入賞ではなくタイムオーバーになるのこともザラであった。








確変中のシリアスSU

レバ確も多彩なのだが、
確変中はシリアスSUリツコorミサトで通常大当たりを引くことが非常に多い。
チラリツなら突発などまだ救いがあるが熟女2人は絶望しかないためユーザーの反感を買う結果に。






総評
個人的には本作はベスト3には入る。しかし、ミドルのゴミのような調整には辟易しており概ねライトスペックの評価だというところは否めない。


静寂→いきなり熱い


というギリギリエヴァらしさを辛うじて保っており、当時は新鮮だった破の素材をふんだんに使っている点も評価してほしい。


新劇場版破は始まりの福音で終わらせてよかったのではなかろうか。


そう思えるほどその後のパチンコのエヴァは悪い意味で大きく変貌を遂げるのであった。



(了)






昨日はナナシーの日だったようです。

語呂で7(ナナ)月4(シー)日と1970年代から活躍し、ナナシーを愛した田山プロの命日ということもありこの日にしたようですね。


かつてはそれなりに各メーカーリリースしていた一般電役というジャンルも今ではほぼ唯一の生き残る化石のような機械のナナシー。

過去4作がリリースされています。

順に見ていきましょう。











ナナシー(1996年)

7&13

大当たり確率1/158

出玉約2300個


偉大なる初代はご存知のとおり、7個戻しで、この確率帯でこの出玉。さらに大当たり中に連チャンも期待できる神スペックとなっています。


ただし後発のまるまる1回分の出玉が取れるスペックと違い、大当たり中の連チャンが早い段階で発生してしまうと

消化中の大当たり消滅→新しい大当たりスタート

なるため出玉的にはほんのちょっと上乗せと残念なことに。


とはいえやっぱ初代ナナシーは約8万台と当時の設置台数ではトップテンに入るレベルの支持を受けました。


1997年当時のシェア

1位 大工の源さん 34万台

2位モンスターハウス  29万台

3位ビッグパワフル  13万台


1997年頃は大工の源さんを筆頭とした爆裂機が大きなシェアを誇っていますね。(ビッグパワフルも調べたら2回ループ)

この当時は羽根モノで20万台近く設置されたマルホンのファインプレーやナナシーような機械が軍資金は少ないけど遊びたい層を支えていたようです。

サウンドは今が歌詞付きなだけでほとんど変わらないというのもなかなかの魅力です。









ナナシーゲットF(2005年)
 3&10&15

大当たり確率1/143

右スルー1/146


 出玉約1800個



ナナシーの後継機。ナナシーDXと逆で右スルーのほうが確率が辛いようです。
それもそのはずで初代ナナシーの残念ポイントだった大当たり中、早い段階で連チャンすると出玉的に損した気分を改善。
右打ち中に大当たりした場合、まるまる1回分を取れるようになり、出玉感がUPしました。ちなみに群馬県前橋市でまだ現役で稼働しています(!?)。










CRナナシービッグF(2007年)

3&10&15

大当たり確率1/121

出玉約1600個

大当たり確率をさらに甘くしつつ、出玉は1500発以上をキープ。
前作同様に右打ち中大当たりはまるまる1回分ゲットできる。
ちなみにダイナム専用スペックが存在し1/66で620個くらい出るスペックでした。

このスペックが好きでさすがに店名は隠しますが某潟県新津市(今はなんとか区か…)のダイナム新津店でよく打ちました。
ほんと新津ってエヌワンとさつき野のほうに一軒と全体的にクソみてえなホールしかなかったな…
なので亀田まで行って打ってることが多かったです。












CRナナシーDX(2015年)
3スペック




8年ぶりのナナシーはそれなりに進化して帰ってきた!内規の変更で大当たり中に回せるデジタル回転数の上限が決まってしまうなどあったが概ねパワーアップ。
1/66で800個出て25%で大当たり中に連チャン…パチンコなんてこんなもんでいいだよ。
1つ注文をつけるならば…大当たり中に変なスロットで告知するよりは小窓みたいなとこで普通にコインが揃うアクションでまる得当たりや上乗せを告知したほうが良かったかな…と。あのスロットは何が起こってるかわかりづらいんですが…












ということでメーカー公式でも
ナナシーは4機種
となっているが、実は

黒歴史認定されて闇に葬られたナナシーが存在するのをご存じだろうか…?
















CRナナシー(2001年)

初代ナナシーは現金機だったので、CR機最初のナナシーはこちらの2001年版となる。時期的にもまだ初代が稼働していたと思われ、あのナナシーの後継機として注目を集めた。

が、


しかし、ユーザーから総スカンを喰らいメーカーとしてもなかったことにしてしまうほどの不評だったようです。

その大きな理由は下記のとおり







スペック

1/317.9

確変1/2

出玉2100個


一般電役やめて
普通のセブン機にしちゃった


これに尽きます。


ということでナンバリングはしてないもののナナシーシリーズからは外れた黒歴史と化してしまったのです。


 ということでナナシーの史実としてはDXは5作目となるのですが、そっとしておいてください。


牙狼シリーズで言えばスピンオフの呀鎧伝、魔戒決戦牙王のようなもの…若気の至りなのです。
(牙王はまた打ちたい。歌も良い)



来年の7月4日はナナシー打とうと思います。その時は新しいナナシーがこの世に生まれているのでしょうか?楽しみです。




(了)






エヴァンゲリ論第5回は新世紀エヴァンゲリオン〜最後のシ者〜です。
実は3〜4回しか打ってないため多くは語れません。


本作はシリーズ最大の販売台数を記録しましたが、稼働は低調に終わり、それまで右肩上がりに伸び続けたエヴァブランドが初めて挫折を味わうこととなりました。














CR新世紀エヴァンゲリオン
〜最後のシ者〜

1/346.8(高確1/34.7)


3&3&10&13

確変65%
ヘソ2R30%
電チュー2R3%


時短100回

導入日2009年4月

販売台数23万7千台

レタス評価:賛否両論













ザックリ概要
  前作使徒再びから1年弱と登場した後継機。
「最後のシ者」という名に相応しく渚カヲル(非ホモver)を全編おいてフューチャーした作品となっている。

時期的に新劇場版素材が使えそうな段階(序が2007年公開)であり、パチンコもTV版素材から新劇場版素材へと変わる過渡期にあたる。(後述)

TV版演出が使用されるは本機が最後である。(多分)



スペック面では使徒再びと大きな変化はない。

が、見せ方には当時のトレンドが見て取れる。

確変にチルドレンモード(渚カヲル編)
時短にはチルドレンモード(有象無象編)

と名前がついた。

有象無象の既存パイロットのモードには内部確変を示唆する意味合いがあり、隠れ確変要素を演出する。
(ユニゾンの特訓モードというのもある)

これは当時のバトルスペック黎明期(花の慶次、北斗の拳)と京楽の進化系パチンコにインスパイアされたものと思われる。
ちなみに同様の隠れ確変は海物語にも搭載されていた。潜伏にしないのは多少良心的ではある。










CMに衝撃を受ける
  まだパチンコ機種のCMを流せた時期であり、最後のシ者のCMも流れていた。


下の動画は実際流れていたものであるが




ふぁぁぁぁぁぁ!
超かっこいい!!



と興奮したのを覚えている。





この他にも初号機がポジトロンライフルを打つバージョンも見たのでCMは何種類かあったと思われる。












リーチカッコよすぎ問題
   本機で1番力が入っているのがプレミアムリーチ「第6の使徒vs渚カヲル&四号機」である。



まずは見ていただきたい。



いやぁカッコいい。
BGMの集結の園と相成って幻の四号機が映える。
前にも書いたが私はエヴァ7以降の露骨なホモは嫌いで、もしこのリーチに出ていたならば

「君を守るためにやってきたよ///」


とか言いそうだ。



しかし、本リーチでは

「月が綺麗だね」

「そう思わないかい?」

「碇シンジ君!」

これだけ。
やっぱ奥ゆかしいホモがナンバーワン!





ちなみに出現率は

1/10084295.3

1008万4295回転に1回しか見れないってどういうことだ。
(確変中はもっと出現率は上がるかも)



前述のTV版と新劇場版の過渡期というのがこのリーチにも如実に現れており、
他のエヴァ系リーチにはマトリエル、バルディエル、レリエルなどTV版の使徒名で出現する。

しかし、このリーチはラミエルではなく「第6使徒」と新劇場版に準拠している。

新劇場版準拠かと思いきや渚カヲルの搭乗機(?)はエヴァンゲリオンMark.06ではなく四号機と…しっちゃかめっちゃかなのだ。

単純に

新劇場版素材を使いたい!けど足りない!

そんなメーカー側の苦しみが伝わる。











おわりに 
  あまり打ってない故になかなか多くを語ることができない。
初当たりは2回しか引いてないのであるが、初めて確変当たりを引いた連チャン中に渚カヲル覚醒モードも引いた。









これは反則。正直全回転不可避と思ってドヤコーヒー買いに行って戻ってきたら「あ…2確かよ…」と多少落胆したのは言うまでもない。




しかし、この覚醒モードの導入部といい、冬月の独白「ネルフ、誕生」をモチーフとしたゲヒルンモードといいTV版の掘り下げはもはやここに極まれりといった印象だ。

ちなみに先読みのカウントダウンも確か本機からかと思われる。


前述の販売台数の過多による客飛びのイメージが強く甘デジ帯が販売されなかったのはいたく悲しい。

ライト帯でもなんでも良いのだが当たりが軽いスペックで最後のシ者を楽しめれば評価もまた変わった可能性は高いと思う。





(了)

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