2016年05月

時に2016年


パチンコホールに足を踏み入れれば、そこには多くのアニメタイアップのパチンコがある。




あからさまなパクリやグレーゾーンなバッタモンばかりだった90年代のパチンコからは信じられないことだろう。

パチンコに版権ビジネスが絡みだし、人気アニメがパチンコになる時代が早10年以上。

『萌え系』というカテゴリーで語られるパチンコは近年確実にシェアを伸ばしてきたジャンルだ。



アニメタイアップだけではない。戦国乙女を筆頭にパチンコがオリジナルの強いコンテンツも存在する。

そんな大人気の



萌え系パチンコの原点はどこなのか?



萌えという市場を意識してパチンコを開発し、世に出したのはどのメーカーなのか。

萌えパチンコの起源を探す旅に出かけるとしよう。









【王者、平和】

萌え系といえばやはり平和。そう思うのは私だけではない。

戦国乙女、お天気スタジオ、南国育ち、麻雀物語…

ハイクオリティなオリジナルコンテンツ、版権モノも安定の強さ。

王者の風格すら感じる平和がやはり萌え系パチンコのパイオニアなのではないか?そんな仮説をもって調べてみた。








平和において最古の萌え系と言えるのは、やはり戦国乙女


お天気スタジオが先かと思いきや、戦国乙女が先にリリースされており、導入は2008年5月である。

戦国乙女
|
お天気スタジオ
|
南国育ち



このような時系列となる。

これを基準に他のメーカーを調べてみると意外な事実が判明する。








【世界の…】

2006年、戦国乙女がホールデビューする1年半前、史上初めて萌え市場を意識して開発されたパチンコがリリースされていた。


2006年というと

セカパク、冬ソナ、ウルトラマン、ジョーズ、猪木(全画面液晶のヤツ)、松浦亜弥

なんかがリリースされた年である。

















CRローズテイルアルティメット
(豊丸産業)





いまだにファンが多いとされるが…
2011年を最後にリリースされていない。


2006年初頭に販売した安田美沙子のホワイトエンジェルが好評で、二次元でもこういうコンテンツはイケるのでは?

というところで開発されたとかされないとか。

主人公のばらのCV.は野川さくらさん。




読者くんさん「ハァ〜〜

また『豊丸が踏み台でした』記事か…

はいはいいつものやつですね…」




と思われるのも無理はない。私もそう思って調べたのだから。


しかし、『心のリールは回っているか』がさらに調査を進めたところ、ローズテイル以前にも萌え系パチンコが存在した。













【モナコの幻影】

ローズテイルアルティメットから遡ること4年前。2002年10月。
今は亡きモナコこと奥村遊機からリリースされたのが















CRホットギミック









も、萌え〜(棒)







アーケードの脱衣麻雀「ホットギミック」をパチンコ化。


このホットギミック自体が美麗なグラフィックと豪華声優で固めた一作。

いち早く萌え系にというよりは脱衣麻雀版権でパチンコを作っただけにも見えるが…


会社が亡き今、真実は知ることはできない。

しかしながら、奥村はこれをパチンコ化したという事実は存在する。


奥村遊機こそ萌え系パチンコの原点。


奥村がナンバーワン!
奥村がオンリーワン!
リメンバー奥村!
フォーエバー奥村!



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そらかけしかり、奥村のセンスは人を選ぶよね…

苦情はコメント欄にお願いします。





シリーズ最終章…?



エヴァンゲリ論第3回は新世紀エヴァンゲリオン奇跡の価値はです。
エヴァンゲリオンシリーズ屈指の名作として名高い1台です。 











新世紀エヴァンゲリオン奇跡の価値は
1/397.2(高確1/39.7)
※スペックは他に2種類

3&4&10&15

確変67%(突確8.2%)

時短100回

導入日2007年2月

販売台数18万4千台

レタス評価:良作

シリーズ屈指の人気作もこれを褒めるとおっさん扱い不可避








【概要】

セカンドインパクトから1年後に登場した後継機。液晶演出のパワーアップはもちろんのこと、初号機、弐号機、零号機の三機の役モノを搭載している。
演出はメリハリを地で行くバランスであり通常時はかなり静かだがリラックス系SU1リツコでも30%以上の信頼度を誇り、キラキラが見えるだけで興奮を隠せない中毒者を生んだ。









【アスカ推し】

アスカ覚醒モード(時短中に暴走モードを引くと出現)を筆頭に、擬似連のアスカ予告追加と全編通してアスカ優遇といった印象。
ストーリーリーチもアスカは皆勤賞。

新ヤシマ→アスカのみ
ユニゾン→アスカ、シンジ
三機攻撃→アスカ、シンジ、レイ

この台の裏テーマは「アスカ推し」なのは間違いない。



 





【次回予告】

本機において初搭載された次回予告はその後のエヴァシリーズの熱い予告の代名詞として受け継がれている。

と、如何にも奇跡の価値はから次回予告始まりましたという感じではあるが、素材はスロット初代から搭載されていた。
それをパチンコに流用したというのが正確だろうか。

エヴァの次回予告は本当に素晴らしい。

変動開始時という不覚のタイミングで発生し、エヴァンゲリオンシリーズの本質たる「静寂と興奮」を見事に表現した予告である。


懐古厨のおっさんがまた図々しく語って申し訳ないが、次回予告は奇跡の価値は〜始まりの福音までは変動開始と同時に来る


にアッー!と身悶えし、

「カヲルは!?カヲルいない!?」
※普段はレイのカットの一枚がカヲルの場合がある。その場合、「次回 最後のシ者」となり確変大当たり確定


とカットの中にカヲルの有無を確認する愉悦の作業に移行する一連の流れだった。
 

ところが7は擬似連の頻度が大幅に増えたことから出現するタイミングが変動開始時から擬似3の変動で出現するようになる。


さらに8に至っては


次回予告を先読みする


前代未聞の暴挙に出た。










いやいやいやいや………















油断してるところにいきなり出るのが次回予告だろうがッッッ!!!

静寂から一瞬にして燃え上がるその興奮の権化たる次回予告を先読むとは









































既存のファンを置き去りにしたのがヱヴァンゲリヲン7以降と私は思うがこれはまた後の回で。









【まとめ】

リーチ名を液晶下のディスプレイで表示するのはダサいな〜

と思った程度で非常に出来が良いと思う。


昇格演出も初代と同じスクロールに戻り、最終ラウンド直後に復活もこの奇跡の価値はからである。


ちなみに各エヴァの役モノが変動開始時に動けば暴走以上!?と言われていて、実際零号機が動いたのに何にもなし。
ただの役モノ故障だった…なんてこともあった。

あとブドウができたのを黙っていて一箱で700回以上回してビビって逃げたのも奇跡の価値はだった。


演出のメリハリ、次回予告の破壊力、スペックの良さからファンの多い一台であり、2年ほど前にMFスペックを回した際もよくできてるなぁと感心。エヴァンゲリオン自体がどんどんパチンコ寄りになり、新劇場版の制作、公開が決まるのもこの頃であった。



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2016年4月30日までの開店分をもって確変65%以上の継続率を持つ機械の新台導入は不可能となりました。



射幸性という面でかなり抑圧されてしまった新基準機ですが、各社の65%への考え方がこれからのメーカー覇権の鍵となると思います。






【ダークフォース無念の販売中止】

さて、以前コラムで書いた超拡大解釈高尾のダークフォースは結局販売を自粛しました。保通協は通っているので強行もできるのでしょうが、日工組の見解を重視したのでしょう。





65%の中で苦心した変則スペックNG…

王道の確変65%時短100回がメインとなるのでしょうか。


各メーカー同じようなスペックしか出せないとなるとこれは完全にコンテンツの勝負になってしまいます。


要はどれだけの良い素材をパチンコに載せられるか。




平和のように
高級魚をふんだんに使った舟盛りを出すか












豊丸のように






















煮干しを出すか…


……

…………

これは勝負になりません…






【65%はループだけではない】

ところがサミット自粛明け6月からの新基準機はループタイプだけでなく、各メーカー工夫を凝らした機械がリリースされまさに群雄割拠。
解説を交え、ご紹介します。







【V-ST 出玉特化系】

烈火の炎2(平和)


それまで高継続率と2000個近い出玉の両方有していたV-STタイプも今後は65%以内に収めないといけないため、一気にその魅力を激減させました。
この烈火の炎2は失われた継続率の魅力を16ラウンド2700個の出玉でカバーすることを選択。
ゴチ装置の進化版バーニングユニットは規制に抵触しないようなので非常に気なります。









【V-ST小当たりラッシュ系】

アニマルパラダイス(三洋)
海物語スピンオフなので実験的なスペックで攻めたと思いきや現行稼働している逆転裁判の劣化版です。65%継続1/2で小当たり当選と逆転裁判に勝っている部分がなく、唯一タイアップしている篠崎愛ちゃんのバストサイズのみ勝っている程度でしょうか…






 


【100%ST+時短系】

モモキュンソード3(西陣)

継続率65%のSTと時短を搭載し、合算で高継続をアピールしているタイプ。

65%+時短引き戻し23%
足して87%!!

しかしながらユーザーの体感でそれを高継続と感じるのかは疑問です。







【リミット+時短系】

スーパーマン(大一)

この規制の中、高継続STを再現するのは大一です。
回数切りにリミットをつけることにより規制クリア、尚且つ83%の継続率を持てるというスーパーマン。
リミット7回ですが83%ではそもそも7連もしないのでこれはこれでアリではないかと思います。ループタイプではないのでサポ抜けは通常です。








【80%×80%V-ST系】

巨人の星(サンセイR&D)

STの継続率は80%、オール2000個を実現しているのがサンセイの巨人の星です。


……

………

あれ?65%は?


これもダークフォースしかりの拡大解釈で確変継続率に対する独自アプローチとなっています。

確変継続率…巨人の星は振り分けに通常大当たりのあるSTです。


V-STながら右打ち中の大当たりでV入賞しない大当たりがあるのです。


確変80%2000個(ST200)
通常20%2000個(時短100)


これによりST継続率は80%を実現できます。

65%はどこに行った?と思われる方が多いと思いますが、確変の純粋な継続率は




ST継続率0.8×確変0.8=0.64




64%!


これは本当によく考えられてると思います。今後出る牙狼もこのスペックならやれるという手応えを感じるスペックです。
とはいえ、50%突入はともかく、ヘソの通常当たりの時短100が30%、時短なしが20%とここが牙狼に比べるとキツイところでしょうか。






個人的にはスペックはサンセイが一歩リードという印象です。

今後も65%に縛られない凄いスペックに期待しないことには中小のメーカーはどんどん潰れそうです…






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CR新世紀エヴァンゲリオンの登場から1年弱経った2006年2月、後継機となるCR新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクトが登場します。

ここから奇跡の価値は、使徒再びまでまさにエヴァの時代と言える黄金時代が続きます。





【高まる期待】

それほど期待されていなかった前作とは違い、セカンドインパクトは導入前からバンバンTVCMを流していました。


印象に残っているのは、さすがに店名は隠しますがベガスべガス札幌店に導入数週間前からセカンドインパクトの実機が飾ってあったことです。(当時は道民でした)

電源は入っていたものの、打てるわけではないので図柄の絵が大分変わったな〜くらいしかわかりませんでしたが否応なしに期待感は高まりました。


セカンドインパクトから追加されたのは、


シンクロリーチからの暴走


ラウンド昇格
(11ラウンド目に次回予告発生で昇格チャンス。失敗もあり。ふざけんな)

3分ミッション
(5分と信頼度に変化なし。5分が指定図柄テンパイ、3分は指定演出発生で大当たり。保留が減らず擬似変動を繰り返すプレミアもあった。)

覚醒モード
(暴走モードのプレミアム的演出という触れ込みも、いや突確2回引いたら入る残念モードだルオオオ!)


これらが追加されました。さらにシリーズ初の擬似連、「シンジ予告」もセカンドインパクトからです。









【シンジ予告】
(飛んでくる銀枠)

はぁ〜まーたシリアスSUか…

























⁉︎




ンアッー!
これだよぉこれぇ!という方も多いと思います。

擬似らなくても、他の機械のクソみたいな擬似3が泣いて逃げ出すレベルの信頼度の高さと相成り私の好きな演出のひとつです。

これ以後もエヴァの擬似連は熱いという流れは数機種続きます。








シリーズ通してこの第1話のシンジの葛藤

逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ




そして、
「やります、僕が乗ります」

は、初代から信頼度が高い演出として使われているため、こんな静止画ですら魂が震えます。










【レイ背景】
レイ背景もリニューアルされています。前回は図柄の背景に背後霊のように鎮座していたレイですが今回は図柄は置き去りに別画面になります。
セカンドインパクトのレイ背景は歴代シリーズ通して最も美しいレイ背景です。(奇跡の価値はも同じですが…)
















(奇跡の価値はver.)







レイが「さよなら」というプレミアもあります。




歴代シリーズそれぞれレイ背景があるもののこれがナンバーワンだと私は思います。








【セールス面】
前作では他の機械の後塵を拝したわけですが、セカンドインパクトは2006年度のSANKYOナンバーワンの販売台数となりました。
 


2006年

CR新世紀エヴァンゲリオンセカンドインパクト  13.9万台





CRF.銀河鉄道物語   11.1万台
※エヴァと大ヤマトのいいとこ取り!的な機械だったが中身は小当たりにイライラするだけの台。後にマルホンでも同版権でリリースされた。



 
CRF.湯けむり紀行   7.3万台
※大夏祭りの花菱一家が温泉行く台。


ラインナップ的に寂しい気もしますが堂々トップの販売台数。打倒海一番手はエヴァに決まったと言っても過言ではないでしょう。









【正統進化】
私のようなおじさん懐古厨が言う「エヴァらしさ」というのは初代〜奇跡の価値はで確立されたものです。
セカンドインパクトは暴走モードが全スペック標準装備となり、改めてエヴァはこうあるべきという指針となる一台でした。
エヴァ7以降を好きな人には静かすぎて全く面白くないと思います。

保留変化や先読みは皆無なので…

しかしながらおじさんたちは変動開始時の刹那、その一瞬に凝縮された演出に心奪われるのです。

リラックスSUの金チラ。

セカンドインパクトから断然熱くなった警報→パターン青使徒です!の使徒予告。

暗転からのタイトル。



原作をさらに掘り下げた演出、BGM…セカンドインパクトは初代以上に静寂と興奮が濃いです。

エヴァ初の甘デジスペックもセカンドインパクトでした。それだけ完成度の高い機械なのだと思います。

ただ個人的には昇格アクションがボタン押しになったのだけそんなに好きではなかったです。スクロールのほうが個人的にはドキドキできたのでそこだけは変えなくても良かったかなと思っていました。


あと、パチンコオリジナルのセリフ予告

シンジ「粘ればいいと思うよ」

なんて聞きとうなかった。というの私だけでしょうか。


次作、奇跡の価値はでエヴァの進化は続きます。エヴァ黄金時代は加速していきます。






これはこれで好きだった
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