時は2011年…


パチンコ史における革命的1台が登場する。




CRああっ女神さまっ
(サンセイR&D)

エイトチャンスシステムはありそうでなかったヘソ電チューの
(便宜上こう書いてるがホントは特図1、特図2)
交互消化の機械構造を初めて実現したものである。



数年前から搭載され始めたヘソ、電チューで振り分けを変えるタイプは保留が4個だった時代を終わらせた。
※確か初搭載は平和の銀英伝だったと思う。多分。

牙狼以外は変則機を貫くサンセイがやってくれた。通常時から電チュー保留も回せる。人はこれを純正8個保留と呼んだ。


これは革新的発明…!これで勝つる!大ヒット御礼や!








が…















ダメッ…

全然面白くない…


オーバーフローによる無抽選入賞を出来るだけ有効化するという部分には先見性を垣間見た。でもね…クソみてぇな先読みゾーンをひたすら煽りまくる演出群はおよそ楽しいとも面白いとも言えない出来だった。

しかも、ラウンド振り分けなどはヘソ電チュー共通である。
※時短回数のみ状態依存。だから8個かどうかはサポ回数に干渉しない。
これでは差別化という点でも従来の機械となんの変わりもない。回せるけど糞スペックと言われて然るべきものだった。



まぁ、業界初を背負って出てくるようなシステムはプロトタイプ機でゲーム性や見せ方が完成しているという例はほとんどない。

キャプテンロバートもランプマスターもウィッチブレイドもワタルも悪代官もそう。プロトタイプは肥やし。はっきりわかる。




その後、サンセイはエイトチャンスシステムを



CR幕末英雄伝龍馬に搭載。

もちろん話題にもならない。これも8個保留がどうとかいう前に演出が頭イカれてる(※)のでノーカウントだ。
※幕末を舞台にしているが、WANDSが歌を歌いきれば大当たり。今を考えても謎。



この頃のサンセイは、賛否両論(非のほうが多いか…)の牙狼レッドレクイエムからロングV-ST搭載、現在の牙狼の原型となる魔戒閃騎鋼の過渡期にあたり、CR孔雀王やCR牡丹と薔薇といった意味不明台をリリースしていた時期。

気炎万丈の呀鎧伝も芳しくなく、何か掴もうという実験的な機械がポツポツ見られる。





………………………………………………


時は2013年。純正8個保留機に新たなる息吹が吹き込まれる。



パチンコの革新的スペックを劣化させることに関して右に出る者がいない。そう

SANKYO
である。

この年の1月にはV-STをSANKYO好みにカスタマイズしたタイガーマスク2をリリース。

Vを狙えええ〜〜

ヴイイイイイイイイ!

左打ちに戻してください


とユーザーの心を逆撫でする潜伏V-STを業界初搭載したばかり。





CRスレイヤーズ

純正8個保留にV-STかつ振り分けを付けたのだ。

出玉2400個!  継続率75%!

という点ばかり前に来ていたがこちらもSANKYOお得意ユーザーを騙しちゃう系タイプ。


その内実は
ヘソ(特図1)確変突入率20.8%
電チュー(特図2)確変突入率100%

合わせてST突入率60.8%  *(^o^)/*


まーたこういう合算詐欺ですか…

版権に罪はないが20世紀最後の大型版権とSANKYOが騒いでいたわりには珍しくホールが騙されず、そもそも導入がないという状態に。

火口に投げようにも導入なくては仕方ない…
(ライトミドルはたまに見た)


スレイヤーズは稼動も箸にも棒にもかからない結果となり、純正8個保留とV-STの相性の悪さを如実に示したケースである。

それはSANKYO貶めるレタスの嘘だという方もいるかも知れんが、

純正8個保留で爆死しなかったケースだと

ラウンド振り分け共通
麻雀物語麗しのテンパイ乙女

ラウンド振り分けを搭載
シティーハンター

潜伏ST搭載
綱取物語

これはぜーんぶ100%STである。
(綱取物語の半年後に出るRio2も100%STだわね)

つまり突入率の差は受け入れられないがラウンド振り分けに差を設ける点にはなんとか受け入れられる素地がユーザーにあるのだ。後からはなんでも言えるが平和はこの辺を肌感覚で分かっていたのかもしれない。


続きと考察はまた次回に持ち越し。

ありがとうございました。

(続)