シリーズ最終章…?



エヴァンゲリ論第3回は新世紀エヴァンゲリオン奇跡の価値はです。
エヴァンゲリオンシリーズ屈指の名作として名高い1台です。 











新世紀エヴァンゲリオン奇跡の価値は
1/397.2(高確1/39.7)
※スペックは他に2種類

3&4&10&15

確変67%(突確8.2%)

時短100回

導入日2007年2月

販売台数18万4千台

レタス評価:良作

シリーズ屈指の人気作もこれを褒めるとおっさん扱い不可避








【概要】

セカンドインパクトから1年後に登場した後継機。液晶演出のパワーアップはもちろんのこと、初号機、弐号機、零号機の三機の役モノを搭載している。
演出はメリハリを地で行くバランスであり通常時はかなり静かだがリラックス系SU1リツコでも30%以上の信頼度を誇り、キラキラが見えるだけで興奮を隠せない中毒者を生んだ。









【アスカ推し】

アスカ覚醒モード(時短中に暴走モードを引くと出現)を筆頭に、擬似連のアスカ予告追加と全編通してアスカ優遇といった印象。
ストーリーリーチもアスカは皆勤賞。

新ヤシマ→アスカのみ
ユニゾン→アスカ、シンジ
三機攻撃→アスカ、シンジ、レイ

この台の裏テーマは「アスカ推し」なのは間違いない。



 





【次回予告】

本機において初搭載された次回予告はその後のエヴァシリーズの熱い予告の代名詞として受け継がれている。

と、如何にも奇跡の価値はから次回予告始まりましたという感じではあるが、素材はスロット初代から搭載されていた。
それをパチンコに流用したというのが正確だろうか。

エヴァの次回予告は本当に素晴らしい。

変動開始時という不覚のタイミングで発生し、エヴァンゲリオンシリーズの本質たる「静寂と興奮」を見事に表現した予告である。


懐古厨のおっさんがまた図々しく語って申し訳ないが、次回予告は奇跡の価値は〜始まりの福音までは変動開始と同時に来る


にアッー!と身悶えし、

「カヲルは!?カヲルいない!?」
※普段はレイのカットの一枚がカヲルの場合がある。その場合、「次回 最後のシ者」となり確変大当たり確定


とカットの中にカヲルの有無を確認する愉悦の作業に移行する一連の流れだった。
 

ところが7は擬似連の頻度が大幅に増えたことから出現するタイミングが変動開始時から擬似3の変動で出現するようになる。


さらに8に至っては


次回予告を先読みする


前代未聞の暴挙に出た。










いやいやいやいや………















油断してるところにいきなり出るのが次回予告だろうがッッッ!!!

静寂から一瞬にして燃え上がるその興奮の権化たる次回予告を先読むとは









































既存のファンを置き去りにしたのがヱヴァンゲリヲン7以降と私は思うがこれはまた後の回で。









【まとめ】

リーチ名を液晶下のディスプレイで表示するのはダサいな〜

と思った程度で非常に出来が良いと思う。


昇格演出も初代と同じスクロールに戻り、最終ラウンド直後に復活もこの奇跡の価値はからである。


ちなみに各エヴァの役モノが変動開始時に動けば暴走以上!?と言われていて、実際零号機が動いたのに何にもなし。
ただの役モノ故障だった…なんてこともあった。

あとブドウができたのを黙っていて一箱で700回以上回してビビって逃げたのも奇跡の価値はだった。


演出のメリハリ、次回予告の破壊力、スペックの良さからファンの多い一台であり、2年ほど前にMFスペックを回した際もよくできてるなぁと感心。エヴァンゲリオン自体がどんどんパチンコ寄りになり、新劇場版の制作、公開が決まるのもこの頃であった。



       魔界村へ