CR新世紀エヴァンゲリオンの登場から1年弱経った2006年2月、後継機となるCR新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクトが登場します。

ここから奇跡の価値は、使徒再びまでまさにエヴァの時代と言える黄金時代が続きます。





【高まる期待】

それほど期待されていなかった前作とは違い、セカンドインパクトは導入前からバンバンTVCMを流していました。


印象に残っているのは、さすがに店名は隠しますがベガスべガス札幌店に導入数週間前からセカンドインパクトの実機が飾ってあったことです。(当時は道民でした)

電源は入っていたものの、打てるわけではないので図柄の絵が大分変わったな〜くらいしかわかりませんでしたが否応なしに期待感は高まりました。


セカンドインパクトから追加されたのは、


シンクロリーチからの暴走


ラウンド昇格
(11ラウンド目に次回予告発生で昇格チャンス。失敗もあり。ふざけんな)

3分ミッション
(5分と信頼度に変化なし。5分が指定図柄テンパイ、3分は指定演出発生で大当たり。保留が減らず擬似変動を繰り返すプレミアもあった。)

覚醒モード
(暴走モードのプレミアム的演出という触れ込みも、いや突確2回引いたら入る残念モードだルオオオ!)


これらが追加されました。さらにシリーズ初の擬似連、「シンジ予告」もセカンドインパクトからです。









【シンジ予告】
(飛んでくる銀枠)

はぁ〜まーたシリアスSUか…

























⁉︎




ンアッー!
これだよぉこれぇ!という方も多いと思います。

擬似らなくても、他の機械のクソみたいな擬似3が泣いて逃げ出すレベルの信頼度の高さと相成り私の好きな演出のひとつです。

これ以後もエヴァの擬似連は熱いという流れは数機種続きます。








シリーズ通してこの第1話のシンジの葛藤

逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ




そして、
「やります、僕が乗ります」

は、初代から信頼度が高い演出として使われているため、こんな静止画ですら魂が震えます。










【レイ背景】
レイ背景もリニューアルされています。前回は図柄の背景に背後霊のように鎮座していたレイですが今回は図柄は置き去りに別画面になります。
セカンドインパクトのレイ背景は歴代シリーズ通して最も美しいレイ背景です。(奇跡の価値はも同じですが…)
















(奇跡の価値はver.)







レイが「さよなら」というプレミアもあります。




歴代シリーズそれぞれレイ背景があるもののこれがナンバーワンだと私は思います。








【セールス面】
前作では他の機械の後塵を拝したわけですが、セカンドインパクトは2006年度のSANKYOナンバーワンの販売台数となりました。
 


2006年

CR新世紀エヴァンゲリオンセカンドインパクト  13.9万台





CRF.銀河鉄道物語   11.1万台
※エヴァと大ヤマトのいいとこ取り!的な機械だったが中身は小当たりにイライラするだけの台。後にマルホンでも同版権でリリースされた。



 
CRF.湯けむり紀行   7.3万台
※大夏祭りの花菱一家が温泉行く台。


ラインナップ的に寂しい気もしますが堂々トップの販売台数。打倒海一番手はエヴァに決まったと言っても過言ではないでしょう。









【正統進化】
私のようなおじさん懐古厨が言う「エヴァらしさ」というのは初代〜奇跡の価値はで確立されたものです。
セカンドインパクトは暴走モードが全スペック標準装備となり、改めてエヴァはこうあるべきという指針となる一台でした。
エヴァ7以降を好きな人には静かすぎて全く面白くないと思います。

保留変化や先読みは皆無なので…

しかしながらおじさんたちは変動開始時の刹那、その一瞬に凝縮された演出に心奪われるのです。

リラックスSUの金チラ。

セカンドインパクトから断然熱くなった警報→パターン青使徒です!の使徒予告。

暗転からのタイトル。



原作をさらに掘り下げた演出、BGM…セカンドインパクトは初代以上に静寂と興奮が濃いです。

エヴァ初の甘デジスペックもセカンドインパクトでした。それだけ完成度の高い機械なのだと思います。

ただ個人的には昇格アクションがボタン押しになったのだけそんなに好きではなかったです。スクロールのほうが個人的にはドキドキできたのでそこだけは変えなくても良かったかなと思っていました。


あと、パチンコオリジナルのセリフ予告

シンジ「粘ればいいと思うよ」

なんて聞きとうなかった。というの私だけでしょうか。


次作、奇跡の価値はでエヴァの進化は続きます。エヴァ黄金時代は加速していきます。






これはこれで好きだった
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  新世紀エヴァンゲリオンはテレビシリーズ放映終了の9年後の2004年に初めてパチンコ化されました。
それから12年の時を経て、一時期の勢いはなくしたものの、2016年の現在も未だにトップクラスのコンテンツとして君臨しています。
まずは時系列に見ていきます。





新世紀エヴァンゲリオン(2004)
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新世紀エヴァンゲリオンセカンドインパクト(2006)
|セカンドインパクトプレミアムモデル(2008)
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新世紀エヴァンゲリオン 奇跡の価値は(2007)
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新世紀エヴァンゲリオン 使徒再び(2008)
|新世紀エヴァンゲリオン使徒再びYF(2010)
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新世紀エヴァンゲリオン 最後のシ者(2009)
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ヱヴァンゲリヲン 始まりの福音(2010)
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ヱヴァンゲリヲン7(2012)
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ヱヴァンゲリヲン8(2013)
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ヱヴァンゲリヲン9(2014)
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ヱヴァンゲリヲン10(2015)








2005年と2011年を除き、ほぼ毎年、現在10作のパチンコがリリースされています。

1998年の5回リミッター時代から存在するルパン三世が8作なので、海物語を除けば唯一、版権モノとしても単独1位の数となるのではないでしょうか。






【2004年12月のパチンコ事情】

2004年、「04規制」と言われた内規変更がありました。

50%の確変上限撤廃と確率下限1/500以下という大きな変更に色めき立った2004年末CR新世紀エヴァンゲリオンはリリースされます。

当時の背景を2004年末の新台を見ながら探っていきましょう。




【2004年11月〜12月の新台】


【11/14納品分】

SANKYO
F.大ヤマト2 
1/496〜1/252まで4スペック



大一商会
おそ松くん
1/431のみ







【12/5納品分】

Bisty
新世紀エヴァンゲリオン
1/496〜1/262まで4スペック

大一商会
フルーツパッション
1/249のみ
※継続率88%で出玉500個くらいのタイプでした







【12/12納品分】

マルホン工業
ウッディー・ウッドペッカー
1/491〜1/236まで7スペック(!?)


Sammy
ハクション大魔王
1/481〜1/275まで5スペック


豊丸産業
釣りキチ三平
1/499〜1/293まで4スペック





この中で圧倒的な強さを見せたのは大ヤマト2
エヴァンゲリオンは初期ロット4万台程度でせいぜい半列orバラエティコーナーというところでした。

いや4万台なら結構入ってんだろ…とお思いでしょうが現在1万軒程度パチンコ店が2004年には1万8000軒あったので1軒あたりの台数はそれほど多くはなかったのです。





【予期せぬヒット】
下馬評は高くなかったエヴァですが稼働が始まると懐かしアニメのパチンコ化程度のものを大きく超え、パチンコファンの心を鷲掴みにします。

     

支持されたスペックはダントツでSFでした。ハイスペックのZFやZFはそんなに設置がなかったこともありますが、よく言われるように突確を一番ポピュラーにしたのは初代エヴァSFです。

※ZX 1/496 確変74% 時短なし(ヒェッ)
ZF 1/496  確変68%  時短100
SF 1/397  確変67%  時短100
SN 1/262  確変62% 時短なし
ZXとZFは突確がないため1.3.5図柄のチャンス目は止まっても何もありませんでした。確変中は必ず暴走モードになったと思います。


私も最初はなんじゃこりゃと思って恐る恐る打っていたのが、暴走からの連チャンの流れで出玉を増やすという体験をしてから打つ頻度が増えたと思います。



いつぞやの記事にも書きましたが、エヴァは当初バラエティに数台から徐々に増えていき、2005年の春には各店1ボックス20台くらいと看板機種になりました。




【何が面白かったのか?】
大当たりに加え、暴走モードという突確演出は待ちが増えることに繋がったように思います。ハズレ目から大当たりしてる!?なんてなかったので新鮮でした。

とはいえ、大当たりしたのに出玉が出ないことに対する批判はありました。ガチ系の人と我々オカルターの違いはこの辺でしょうか。

当時のマイゴッド谷村ひとし先生もエヴァをよく打たれており、あまりに出しまくるので谷村先生はホールで

『あ、エヴァの人だ〜』と言われますw

と誇らしげに語っておりました。ちなみにエヴァの引き戻しモードは222回転までだそうです。


当時としては演出も作り込まれていたと思います。
初代からあった演出を見て行きましょう。



・特殊ステージ
ミッションモード
突入時テンパイ、追加ミッションはたまらない。
ミサトの部屋
ゲロ熱の赤ペンペンは1回しか見れなかった…



・背景予告
綾波レイ
渚カヲル(プレミアム) 
碇ユイ(プレミアム)
レイ背景は灼熱だった…カヲル背景は見れず…


・群予告
この頃から三種類あった。400回転超えないと出なかったような




・使徒予告
「パターン青!使徒です!」→誰もない→シンクロリーチが多かった…




・タイトル予告
「奇跡の価値は」がプレミアムだったがシトフタで格下げされたのは悲しかった。



・ストーリーリーチ
ヤシマ作戦とユニゾンリーチ。ユニゾンの方が熱い。


・格納庫背景 
変動開始時のドラムロールを超える歓喜のサウンドは未だこの世に存在しない。



細かいところだと、セリフ予告とシリアスSUが複合するとSU2までで、がっかりなど色々あるのですが…
この当時のパチンコを考えると異例の作り込みだと思います。
これ以後、エヴァの演出フローに影響を受けた台が続々登場することになります。
露骨にパクったのは高尾の子連れ狼









【セールス面の意外な結果】
ジワジワとそのシェア伸ばした初代エヴァの販売台数は10万台を超えた。

と言われていますが、本当にそうなのか調べてみました。


幸い、SANKYOが上場企業のため2004年の株主向けの資料が残っています。ありがたやありがたや。


CR新世紀エヴァンゲリオン
10万2千台

なるほど、やはり噂どおり10万台超えでした。

その他を見てみると…




CRF.大ヤマト2
20万6千台

圧倒的…じゃないか…





CRF.スターウォーズ
あぁ…ありましたね…新装初日に打って心底面白くなかったのを鮮明に覚えてます。こんなのの販売台数はお察しですよ。














14万台! まさかのエヴァ超えw





CRF.ネオパワフル

11万9千台!
これもエヴァ超え。





2004年度SANKYOが出した新内規で1番売れなかったのはエヴァンゲリオンでした。

※旧内規は2機種リリース
CRF.じゃんけんバトル  6.5万台
CR.ネオクイーン 5万台




SANKYOじゃなくて実績乏しいBistyだからというのもあるとは思いますが、それにしてもこの2機種に負けてるとは夢にも思いませんでした。




【終わりに】
10年以上の台であり、かなり美化されてる部分もあるとは思います。
それにしても版権の魅力、パチンコの新たなる可能性を切り開いた歴史的名機なのは間違いないでしょう。

 CR新世紀エヴァンゲリオンの魅力…

私は
「静寂と興奮」
なのかなと思います。

静寂の中に突如訪れる熱さ、キラキラと光る枠を見た瞬間のその興奮こそ、エヴァンゲリオン。
それは続編にも脈々と受け継がれていきます。
しかし…


次回に続きます。



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