エヴァンゲリ論第7回はエヴァンゲリヲン7です。

キセカチからシトフタ、そして福音から7とエヴァシリーズ大きな変換点となった一台だと思います。






CRヱヴァンゲリヲン7


1/309.1(高確1/30.9)

3&10&14

確変60%

時短100

導入日2012年1月

販売台数10万台



前作から1年8ヶ月ぶりの新作は初のナンバリングタイトル。これまでサブタイトルのみでナンバリングはしてこなかったエヴァシリーズだったが本作以降は全てナンバリングタイトルとなっている。
シ者、福音の大量導入→即飛びに懲りたホールが多かったこともあり、セールス面では前2作の半分以下という結果となった。
スペックはほぼラウンド固定の確変60%のループタイプ。 
出玉約1390個。時短100回。

Bisty「どうすか?初当たりが甘くてラウンド固定!これこそエヴァでしょ?」

とドヤ顔で言ったかどうかは定かでないが、少なくともドヤ顔するレベルではない。
1/262〜1/256で1800個固定で取れるスペックが初代にもキセカチにもあったからだ。
トレンドを取り入れてランクアップボーナスも搭載しているが振り分け的にもそうそうお目にかかれない。








演出面の大幅リニューアル


本作のセールスポイントはスペック面での原点回帰と演出面の大幅リニューアルである。

エヴァ史上最多!
多彩な先読み20種類以上!




今回はよく言えば多彩な先読みがユーザーの期待感を煽る。ユーザーの不快感も煽る。


福音ではコアフラ以外の先読みは熱いorスーパー確定であったが、ガセ上等ッ……!!と高尾のカイジになってしまったのか…と思わざるをえないのである。


伝統のステップアップ予告はリツコ、ミサトまでではリーチ確定ではなくなった。


キューブの他にも十字爆破もあり、さらに枠にも銀、金以外にも赤が増えている。(セクシー系SU知るファンには悲しい限り)


演出にループ性でもあるのかとにかくガチャついてくどいのである。



リツコ「カツラ喫茶! 」

リツコ「希望を担うパイロットが気づ」

↓ 

レイ「私がいくわ」 

↓ 

ミサト「総員突撃に備え 」

↓ 

リツコ「カツラ喫茶ッ!! 」

↓ 

楽しみだな♪食事会♪ 

リツコ「カツラ喫茶ッ!!! 







レタス「うるせぇッ!!!」




の繰り返し。

イラついたのは私だけではないはず。前作まで踏襲していたものをかなりの数捨てた印象である。


なので長時間打つ際は通常時、居酒屋ステージ固定でステチェンしないのがオススメなのだ。











ユーザー目線だけで断罪して良いのか?

かなりの長い時間…というか個人的には史上最低の評価である8の正体に気づくまでエヴァ7を心底忌み嫌っていた。

それは変えて欲しくないところを変えてトレンドに擦り寄る姿勢を理解したくなかったのかも知れない。8を打って「7のほうが100倍マシや…」と気づくまでかなり歪んだ視点でこの機械を見ていたのは間違いない。




我々、1ユーザーは開発者と直接話して心通わせることは叶わない。


ユーザーの一方的な評価でしか…ある意味では評価というより断罪されるしかない開発陣もやはり雇われているサラリーマンでしかない。クリエイターというにはあまりに自由がないのではないか…

という点で考えれば、これほどマーケットシェアを誇るフィールズのメインコンテンツに稼働が良くなかったシ者や福音と同じ演出踏襲など上司が許さない。


目先を変えた派手で新しい演出が社内ウケする。

シ者、福音との違いを誰が見てもわかるようにする。

という社内事情が見えてこなくもなかろうか。

もちろん聞いたわけでもないので想像であるが失敗できないプレッシャーと期待の中で飼い犬と化した開発陣の上司を伺う顔はユーザーのことなど置き去りの社内レクリエーションのようなものだ。



唯一、目を見張るのはエヴァ系リーチの根本を変えたところだろう。

今までエヴァが
図柄を切り裂いたり、壊したりするのが基本だったわけだが、




エヴァ7からは
図柄ではなく敵を倒せば大当たり

という変更をしている。ここだけは世界観にマッチしてて素晴らしいと思う。

が、結局カットインの強弱だけゲーになってるので気にもならないのではあるが。


結局、販売台数が大分減ったことにより稼働も普通に戻る。

ここを起点に大きく変わるエヴァ。


復調の8、躍進の9と続くのであった。

(了)








ー1980年代初頭ー
ユニバーサルグループ本社





彡(゚)(゚)「ということでフィーバー機に未来を感じたワイ、満を持してパチンコ事業に参入するで!」





(´・ω・`)「………」






彡(゚)(゚)「なんや?なんか問題でもあるんか?」





・ω・`)「………ウチの会社は日工組(日本遊技機工業組合)加盟してましたっけ?

※パチンコメーカー組合だよ☆





彡(゚)(゚)「加盟しとらんで。」






・ω・`)「実は…日工組加盟メーカーしかパチンコに関する特許は一切使用できないんです…





彡(゚)(゚)「じゃ加盟します







・ω・`)「新規参入は絶望的らしいです…」







彡(>)(<)「は?なんでや!?おかしいやろ!」






彡(゚)(゚)「あ、そうだ。」




彡(゚)(゚)「すでに加盟してるメーカー買収すればええやん。」





彡(^)(^)「この瑞穂製作所(現ミズホ)ってとこ買うで〜〜」








彡(^)(^)「オラァッ!老害パチンコメーカーは道を開けろ!パチスロ最大手ユニバーサル様がパチンコに参入や!」







('ω`)「日工組です…瑞穂製作所及びユニバーサルのパチンコ参入拒否するとです…日工組です…」




('ω`)「あと、パチンコに関する特許の使用も一切認めないとです…日工組です…」







彡()()「ほげえええええええ」























「皆さんこんにちは。日雇いレタスです。」







「今回の奇○体験!ア○ビリバボーは1990年代に表面化した遊技機特許の私的独占問題とユニバーサルのパチンコ機についての戦いです。」








「この問題が現在のパチンコの在り方に1つの選択肢を与えたユニバーサルのパチンコとは…?続きをご覧ください。」














1990年代のパチンコ機の製造特許に関しては以下10社の独占的な状態にあった。

三共
ソフィア(西陣)
平和
大一商会
太陽電子(故タイヨーエレック)
三洋物産
ニューギン
京楽産業
マルホン工業
奥村遊機
豊丸産業





特に群馬御三家+名古屋3社で70%強の特許の権利者であった。



31%  三共  

20%  ソフィア(西陣)   

14%  大一商会   

6%    平和

2%  三洋物


5%程度  太陽電子(故タイヨーエレック)

※太陽電子はパチンコというよりアレパチのほう特許だったようだ。










パチンコの父と呼ばれるのは正村竹一であるが、

(1906年〜1975年)

どちらかと言えばゲージの方に関してであり、いわゆる現代のパチンコの機械的原型は1950年代に豊国遊機の「連発式」と「循環式」にある。


これに関する豊国遊機の基本特許は循環というシステム上広範囲わたるため、パチンコを作る以上、迂回できないものだった。



許諾なしで技術利用したり、類似特許をゲットゲット〜〜したり、1950年代は多くのメーカーが豊国遊機との法廷闘争に明け暮れた時代となった。


これに懲りたメーカーどもは

「はぁ…知的財産の管理ってマジで大切…」

と反省するのであった。









1959年
日本遊技機特許運営連盟設立(日特連)


これにより、パチンコにおける知的財産権の管理、調整は全て日特連を通すことになる。



Aメーカー

↓ 特許の委託or売却   

日特連





日特連

↓メーカーに特許の許諾

他メーカー





この流れでかつて紛争に明け暮れた黒歴史を糧にスムーズなパチンコ製造のプロセスを構築したのである。











ユニバーサルグループ本社



彡()()「瑞穂製作所は営業権状態の変更に関する条項に抵触するので特許使用は認められんそうや…」






彡(>)(<)「何が審査委員会や!口裏合わせて既得権益守ることしか考えてないだけやないか!」





彡(゚)(゚)「作ったる…既存の特許使わずにパチンコ作ったる…」




そんなユニバーサルが開発したのが、















パチコン
GIGA
    2016年ユニバカにて撮影


パチンコの基本特許を使えないユニバーサルが独自に開発。 




その構造は見た目はパチンコ、中身はパチスロと言える。





パチンコとの大きな違いは設定の存在である。

画像のGIGAは大当たり確率に設定を設けており、

設定1 1/390 〜  設定6 1/220

となっている。









CRハンターチャンス
    2016年ユニバカにて撮影

パチコン後期は大当たり確率ではなく、電チューの開放に設定を設けていた。


「コンピューターでベース管理!釘調整必要なし!」

という謳い文句だったが、


 



普及はしなかった。











ユニバーサルのパチンコ参入拒否は法廷に持ち込まれ、パチンコ機製造特許プール事件と呼ばれる。




公取委 平成9年8月6日審決
特許プールによる新規参入の排除。
独占禁止法第二条第五項に規定する私的独占に該当し、独占禁止法第三条の規定に違反するものである。




 
ザックリ言うと

テメーら10社&日特連は我が国のパチンコ機製造における競争を実質的に制限してんだよ!

と排除勧告を受けた。
※もうしないようにしろよ!ってこと。




その後2001年になりミズホは日工組に加盟。


これに伴いパチコンの製造は終了。


10年以上の月日をかけて、ユニバーサルはようやくパチンコが作れるようになったのであった…
(良台を作ることが出来たかは別問題。)



(了)







「ユニバーサルも一筋縄ではいかない大変な苦労をしてパチンコを作っているのですね…」





「しかし、このパチコン…
くぎ問題がうるさい現代になかなか
フィットしたシステムに思えますね…」






「ユニバーサルさん、パチコンを実験的に復活させてみてはいかがでしょうか。多分普及はしないでしょうが他メーカーにも揉まれに揉まれると新しいパチンコの形が見えてくるかもしれません。」








「それではまた会う日まで…
ごきげん…
ひでぶっ










     魔界村へ  



エヴァンゲリ論第6回はヱヴァンゲリヲン始まりの福音です。


個人的には大好きなのですが、前作の最後のシ者同様に適正台数を大きく超えた過剰供給から厳しい評価を突き付けられ、パチンコエヴァ失墜の戦犯として扱われることが多いです。












CRヱヴァンゲリヲン
〜始まりの福音〜

1/358.1(高確1/38.8)

3&3&15

確変70%

時短70回

導入日2010年5月

販売台数21万5千台

レタス評価:スルメ



クソアタッカーは店に殺された




ザックリ概要
前作、最後のシ者から1年弱で登場した後継機。

本作より新劇場版に完全に移行し、パチンコシリーズでは初めて新劇場版破の素材を使用している。

スペック面では大きな変化が見られ、

確変70%
8or15ラウンド
時短70回

と、確変65〜67%でラウンド固定、時短100回だった今までのシリーズと大きく異なる。


筐体はSANKYOのVコン枠をベースとしたエヴァ専用筐体。V-コントローラーで新たなゲーム性を創造していなくもないが必要不可欠でもない。というかいらない。









評価点



真希波・マリ・イラストリアス初参戦
破の素材が使えるということで新キャラのマリ登場。演出には随所にチャンスアップまたはアスカと同列の扱いで出現する。 7以降のクソコネメガネとは別人。







多彩な演出の追加

保留変化初搭載に加え、ドックン先読み、カウントダウン、コアフラなどの保留先読み、各パイロットの擬似連にストーリー擬似連と、多彩な予告が追加された。







問題点

店の扱いが酷い

過剰供給による悪循環が生んだ悲劇。即回収に走ったホールのクソ調整により稼働の悪化スピードは類を見ないものであった。結果的に福音のポテンシャルをユーザーは知ることはなかった。特にアタッカーは酷いものでオーバー入賞ではなくタイムオーバーになるのこともザラであった。








確変中のシリアスSU

レバ確も多彩なのだが、
確変中はシリアスSUリツコorミサトで通常大当たりを引くことが非常に多い。
チラリツなら突発などまだ救いがあるが熟女2人は絶望しかないためユーザーの反感を買う結果に。






総評
個人的には本作はベスト3には入る。しかし、ミドルのゴミのような調整には辟易しており概ねライトスペックの評価だというところは否めない。


静寂→いきなり熱い


というギリギリエヴァらしさを辛うじて保っており、当時は新鮮だった破の素材をふんだんに使っている点も評価してほしい。


新劇場版破は始まりの福音で終わらせてよかったのではなかろうか。


そう思えるほどその後のパチンコのエヴァは悪い意味で大きく変貌を遂げるのであった。



(了)

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